2012-11-03

希望の国


とにかくほぼ90%くらいは泣いていました。
あの時の不安感とか恐怖感とか、忘れてはいないけど、
薄らいでる自分が許せなくて、福島にいる当事者じゃないから
こういう映画を観る余裕もあるのかなって思って、落ち込んだけど、
そう言う事じゃなくてまだそこで暮らしてる人たちがいて
その人たちにとっては今はそれが日常だって事がやりきれなくて
悔しい気持ちでいっぱいです。

なんでそんな事が起きたのか、
なんで国はそれでも原発を動かすのか、
日本に住む私たちの事どう思っているんだろうと考えると腹もたつ。
前に一度私は反原発だという話をした時に
仙台が実家の友達に、その仕事がないと暮らせない人もたくさんいるからと
真顔で言われて以来、少し反原発という意志を伝える事に臆病になっていたけど
やっぱり心から私は反原発を訴えたいと思った。

映画自体はやっぱり観ていて本当に心が苦しくなる場面もあったし、
きれいにまとめ過ぎだって思った部分もあったけど、
実際被災地で撮影して、作り手の思いも相当だろうなって思ったから。

夏八木勲さんの強さと弱さ、夫婦の愛情、家族愛。
それが素晴らしくて本当に泣けた。

もうなんてまとめたらいいかわからないんだけど、
観て良かったと思った。










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